罪状 虎視眈々と地上侵略、麻痺毒誘拐
殺傷人数 1000人以上?
攻撃性能☆2 残虐性☆1 執拗さ☆2 不死性☆3
罪人ランク A
合衆国中央部、アパラチア山脈某所。炭鉱で知られたシュックムヒルズという町があった。
かつて1000人以上が住み、働いていた大きな町だった。
1972年、突如発生した炭鉱火災により33人が死亡、162人が行方不明になる史上稀にみる大惨事が発生する。
火災の原因は不明。数百年は燃え続けるか、と新聞に書かれる規模だった。
その後、町は急速に落ち込み、1000人近い住民が忽然と姿を消してしまった。
再開が見込めないため人々が去っていったのか。別の理由があるのか。
そしてシュックムヒルズは地図からも存在を抹消された。
今回、とある筋からの情報により、失われたシュックムヒルズの歴史が紐解かれることとなった。
驚くなかれ、町1つを滅ぼしたのは地底人だったのだ。
【生態】
行き過ぎた採掘は地下世界との扉を開けてしまった。火災により混乱する町に、彼らは躍り出た。
・斥候(Scout)
身長2m程度の人型。毛のない肌は白く、ハダカデバネズミのようにぶよぶよと皺がある。
腹部に小さな腕がある。用途は不明。
特徴的なのは、その頭部。前後に長い頭部の先は、巨大な口になっている。インナーマウスになっており、唇部分に長い牙が6本、喉に至るまでに細かい牙が無造作に生えている。
視力は退化していて、音で獲物を探知する。
普段は二足歩行だが、洞窟内では壁を這うこともできる。
武器は右手にある、1本だけ伸びた爪。これには麻痺毒があり、刺された獲物はあっという間に自由を奪われ、昏倒する。
彼らは真社会性の生き物であり、女王をトップにしたコロニーを形成している。
眠らされた獲物は、炭鉱内の女王の元に運ばれる。
女王の間には水辺があり、いかだのようなものに獲物を乗せて運ぶ姿も確認されている。多少の知能があるようだ。
余談だが、この水中には白い生物がいる。
これが地底人の幼体なのか、別の生物なのかは不明。水を覗き込むと飛び掛かってくるので、凶暴だろうということしか分からない。
・女王
腕のない細長い胴体、ナメクジ状の肥大化した下半身を持つ。
生殖機能と栄養補給のみに特化した異形である。
頭部から数メートルの口を伸ばし、部下が取り押さえている獲物を吸い込むようにして捕食する。
【対策】
地底人は防御力はなく、銃があれば簡単に倒せる。
ただし洞窟内や夜の山では彼らに分がある。仲間を呼んで連携をとったり、音もなく忍び寄るのが得意だからだ。
組みつかれるとすぐに毒で動けなくされるので、どれだけ接近を防げるかが重要。
消えたと思われていたシュックムヒルズの住民たちは自警団を組織し、地底人を監視している。
リーダーは鉱山のオーナー、ポール・シュットマン。地底人に息子を殺され、町が壊滅した責任を感じている。
自警団は地底人の存在を隠し、自分たちだけで侵略を食い止めている。世間に公表しないのは、「信じてもらえないから」だという。
ただしガッツのあるやつは歓迎で、自警団に入れてもらえることもある。
鉱山のあちこちに開いている穴には電気柵が設置され、地底人の外界進出を阻んでいる。
柵のすぐ内側には、物音を聞きつけた地底人が息を潜めていることがある。気になっても顔を近づけるのは愚の骨頂である。
山中に警報機やサーチライトが立てられ、常時警戒がされている。
素敵な廃墟と秘密の香りがするが、物見遊山は歓迎されない。
クリーチャーと戦いたい人だけ、地図から消えた町を探してみよう。
かつて1000人以上が住み、働いていた大きな町だった。
1972年、突如発生した炭鉱火災により33人が死亡、162人が行方不明になる史上稀にみる大惨事が発生する。
火災の原因は不明。数百年は燃え続けるか、と新聞に書かれる規模だった。
その後、町は急速に落ち込み、1000人近い住民が忽然と姿を消してしまった。
再開が見込めないため人々が去っていったのか。別の理由があるのか。
そしてシュックムヒルズは地図からも存在を抹消された。
今回、とある筋からの情報により、失われたシュックムヒルズの歴史が紐解かれることとなった。
驚くなかれ、町1つを滅ぼしたのは地底人だったのだ。
【生態】
行き過ぎた採掘は地下世界との扉を開けてしまった。火災により混乱する町に、彼らは躍り出た。
・斥候(Scout)
身長2m程度の人型。毛のない肌は白く、ハダカデバネズミのようにぶよぶよと皺がある。
腹部に小さな腕がある。用途は不明。
特徴的なのは、その頭部。前後に長い頭部の先は、巨大な口になっている。インナーマウスになっており、唇部分に長い牙が6本、喉に至るまでに細かい牙が無造作に生えている。
視力は退化していて、音で獲物を探知する。
普段は二足歩行だが、洞窟内では壁を這うこともできる。
武器は右手にある、1本だけ伸びた爪。これには麻痺毒があり、刺された獲物はあっという間に自由を奪われ、昏倒する。
彼らは真社会性の生き物であり、女王をトップにしたコロニーを形成している。
眠らされた獲物は、炭鉱内の女王の元に運ばれる。
女王の間には水辺があり、いかだのようなものに獲物を乗せて運ぶ姿も確認されている。多少の知能があるようだ。
余談だが、この水中には白い生物がいる。
これが地底人の幼体なのか、別の生物なのかは不明。水を覗き込むと飛び掛かってくるので、凶暴だろうということしか分からない。
・女王
腕のない細長い胴体、ナメクジ状の肥大化した下半身を持つ。
生殖機能と栄養補給のみに特化した異形である。
頭部から数メートルの口を伸ばし、部下が取り押さえている獲物を吸い込むようにして捕食する。
【対策】
地底人は防御力はなく、銃があれば簡単に倒せる。
ただし洞窟内や夜の山では彼らに分がある。仲間を呼んで連携をとったり、音もなく忍び寄るのが得意だからだ。
組みつかれるとすぐに毒で動けなくされるので、どれだけ接近を防げるかが重要。
消えたと思われていたシュックムヒルズの住民たちは自警団を組織し、地底人を監視している。
リーダーは鉱山のオーナー、ポール・シュットマン。地底人に息子を殺され、町が壊滅した責任を感じている。
自警団は地底人の存在を隠し、自分たちだけで侵略を食い止めている。世間に公表しないのは、「信じてもらえないから」だという。
ただしガッツのあるやつは歓迎で、自警団に入れてもらえることもある。
鉱山のあちこちに開いている穴には電気柵が設置され、地底人の外界進出を阻んでいる。
柵のすぐ内側には、物音を聞きつけた地底人が息を潜めていることがある。気になっても顔を近づけるのは愚の骨頂である。
山中に警報機やサーチライトが立てられ、常時警戒がされている。
素敵な廃墟と秘密の香りがするが、物見遊山は歓迎されない。
クリーチャーと戦いたい人だけ、地図から消えた町を探してみよう。